新弾まで残り1か月を切り、Team UP環境も大分煮詰まってきた中での大会ですから、どんなデッキが出てくるのか注目の大会です。
ゾロアークコントロール
この大会の優勝デッキです。
ゼラオラGX、カプコケコ◇、カプコケコGXやジラーチの対策にアローラベトベトンが2ラインも採用されています。
また、フルドライブでゾロアークがワンパンされないようにダンベルが3枚採用されています。
キリンリキはトラッシュを利用するカラマネロ、アーゴヨン、ルザミーネループなどに刺さり、それ以外でもシオンタウンなどで相手の手札を確認し、状況に応じてトラッシュからの再利用を防げるので強いですね。
このシオンタウンでの手札確認からの状況に応じたプレイングが求められる非常に難易度の高いデッキです。
レジギガスフーパHAND
上が準優勝、下は8位入賞のレシピです。
主な違いはヨーギラス+祠で弱点をついて雷ポケモンを落とせるようにしている点、エネルギーを剥がす手段がロストパージGXかコールドクラッシュGX+ハンマーの違い、ヤレユータンの有無でしょうか。
ヤレユータンはレインボーエネルギー起動だとHPが110になり、エレキパワー込のアサルトサンダーなどの圏内になってしまうのも大きいでしょうか。
いまやルザミーネやリソースマネジメントなどのリソース回収によるコントロールデッキは無視できないほど強力です。
ダイゴの決断の返しに確実にジャッジマンやマーシャドーを使えるようにするか、キリンリキなどの対策が必須になるかもしれません。
セレビィ&フシギバナ
この大会の3位入賞デッキです。
回復、ダメージ軽減といったカードがとても多く、ピカゼクやジラサンのようなデッキタイプに対してめっぽう強い構築になっている反面、先に紹介したコントロール系のデッキはとても厳しいでしょう。
火力を出すためにはエネルギーを3枚以上手張りするしかなく、対コントロールは最悪の相性と言えます。
ピカゼクジラサンサンダース
4位入賞のデッキになります。
どのデッキもなにかしらの対策を入れてきているというのにこの順位につけられるのがデッキの強力さを物語っています。
ラフレシアで詰まないようサンダースGXが採用されているほか、ジラーチでトレーナーズにアクセスしやすいのがこの構築の強みでしょう。
こちらは5位入賞のデッキです。
全力でフルドライブを撃ちに行く型のようです。
どうしてもフーパ、アローラベトベトンといったカードが辛そうなので、そういったカードが入ったデッキに対してはマーシャドーでお祈りするしかないのが厳しいですね。
6位入賞のデッキです。
サンダースGXはサンダーを主軸としたデッキに対して強く、祠があればズガドーンGXなども落としやすくなります。
でもやっぱりアローラベトベトンは辛そうですから、そりゃPTCGOでもアローラベトベトンをよく見かけるわけです。
7位入賞のデッキです。
ジラサンの相方としてルガルガン、マッシブーンといった闘タイプアタッカーを採用し、ピカゼク、ゾロアークに対して強い構築になっています。
まとめ
アメリカ地域大会でのTOP8のデッキを紹介してみました。
ピカゼク、ジラサンを対策するため、アローラベトベトンの採用が全体的に多い中上位に入ってくるのは現環境トップの強さと言えるでしょう。
今回優勝したコントロールゾロアークは環境が煮詰まってきて主要デッキの対策が大体固まってくると上位に多くなる印象です。
2勝先取の海外ルールではコントロール系のデッキでも事故で1戦落としても次があるというのも大きいですね。
新弾「Unbroken Bonds」環境の大会も注目して、記事にまとめていきたいと思います。
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